自分が結婚した相手はアスペルガーです。
当然ながら 大人になってから診断されたアスぺルガーです。
ただ ぱっと見は 普通の人となんら変わりませんが
物事を理解するのに時間がかかったり コミュニケーション力に問題があったりします。
ただ、極端な凝り性や脳の働きの違いから記憶力が芸術面やスポーツ能力に長けている面があります。
アスぺの発生頻度は 学校に１人か２人位はいるくらいの頻度です。
よくよく 思い返してみると 割と自分の周りにもいたりします。
これは 普通の人と違う脳の働きからくるもので
周りから「天才だけれど 変わり者」という評判な場合が多いです。
彼女も 学力（記憶力）はかなり高いようです
ただ アスペルガーの特徴である「パニック」になる事もしばしばあります。
アスペルガーの人はあいまいな表現を理解する事ができません。
本人も「半か丁か」と言っています。
退職証明書をなるべく早く持ってきてねと 伝えたときは かなりの大パニックを起こしました。
自分は 発行されたら すぐに持ってきてねのつもりだったのですが
彼女の中では 今すぐに持ってこないと大変な事になるという認識で、
当然 すぐに発行される書類ではないので 大パニックになりました。
それと アスペルガーの人は 罪悪感が強くなるといいます。
彼女の場合、そんな感じはしないのですが
自分を待たせるという行為が トリガーになるようです。
先月、彼女の病院で 自分が３時間待ったあげく、手違いで自分が呼ばれる事がなかった時は とんでもなく大パニックになり
病院に駆け込むという事態になりました。
いったん出た病院でしたが 事情を話して 先生とお話をさせてもらったりして 回復するのに ２０分以上かかったと思います。
そして 今日は スーパー銭湯に行って
そこの カットサロンで白髪染めをしてもらう時
結構混んでいたので受付の１時間先に様子見るため
「15時に様子見に来るね」と言って
自分は 先にお風呂に入ったりして
１５時に見に行くと やっと始まったって感じで、申し訳なさそうにしていました。
そして実際に終わったのは１６時だったんだけど
待たせて ごめんなさい状態になってしまていて
今回も 病院の時と同じような状況になりつつあったので
すぐに抱きしめて
「大丈夫だよ。○○ちゃんの為なら ずっと待っているよ」
「白髪 きれいに染まったよ」
と声をかけてあげて ぎりぎり深いパニックを避ける事ができました。
いったんパニックモードになると なかなか自分の話は彼女の頭に入っていかないので 本当にぎりぎり でした・・・
今回は最初から待つのはわかっていたけれど、15時と区切りをつけてしまったのは 完全に間違いでした。
終わったら 呼んでねとすれば 良かったのかな。。。
そのあとすぐにお風呂に入ってもらって 一時間後に再会した時には
何事もなかったかのように いつもの彼女に戻っていました。
夜 家に帰ってから 今日の出来事を話しましたが
別に ぶり返すわけでもなく ちゃんと冷静に 話はできました。
終わったら 呼んでねにしたら 大丈夫だったかは
本人にも よくわからないとのことでした。
病院の事があったので またパニックになるかもと身構えて臨んだ
白髪染めでしたが それでもパニックは避けられませんでした・・・
書類の一件もそうですが 自分が彼女を待つというシチュエーションが
どうやら駄目のようです。
それ以外の アスぺの特徴は軽いほうなので 特に問題にならないと思います。
今まで＆あと少し 結婚の準備やら手続きで かなり大変な状況で
同時に複数の事をしたり考えるのが苦手な彼女にとって相当のストレスだったと思います。
なんとか あと少し乗り切れれば 落ち着いてくるかなと思っています。
ちなみに 結婚式は２６日
17日（火）から同居がスタートしました^^
アスぺを理解し パニックを回避できるよう２人で頑張ろうと思います。
